ゼミ討論会「時短営業等への各種協力給付金財源をすべて医療事業に集中させるべき?させるべきではない?」を開催しました

 姜ゼミの慣例行事となった毎月のゼミ討論会は、今学期も始まりました。今回のテーマはコロナを早期に収束させるために、飲食店等に対して支払ってきた各種の給付金・補助金を、すべて医療事業に集中投入し、コロナ患者のための専門治療施設の建設やワクチンの購入・接種事業、更に開発にも活用すべきかどうかについてでした。
 このテーマは、特措法の適用や憲法上の営業の自由、私権の制限といった法学知識を要するだけでなく、政治学と社会学にも深く関わる論題でしょう。3年のゼミ生たちは、医療事業に集中させるべきと集中させるべきではないという二つのグループに分かれて舌戦を繰り広げました(如何にも姜ゼミらしい)。
 果たしてどれが正解なのか、これからの成り行きで自ずと分ってきそうな気がしますが、それでもいつまでのどの時点を線引きして、どちらが正解なのかを検証するための基準とするのかを巡っても、また見解が分かれて議論となりそうですね。
 これもまた、ゼミ討論会の楽しいところでもありますね。


2021年05月28日