12月20日、ゼミナール討論会を開催しました。
今回のテーマは、AIテクノロジーの活用と監視国家の存在を踏まえた『AIモニターで見守られる社会モデルに賛成?それとも反対?』でした。
ゼミ生たちはそれぞれ自分の意見を述べ、活発な議論を展開しました。
また、各自に主張の要点を一言で簡潔にまとめてもらいました。
発言要旨 |
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賛成意見 |
(中村)AIモニターを付けることでマーケティングに活用できる。私たちが生活しやすくなったり、消費者の動向に合わせて企業も商売が可能になると考えたから。 |
(川上)Aiモニターは検知、追跡がついているため年齢層に合わせた需要と供給を一致させる。また、労働力の削減や施設のセキュリティ強化にも繋がる。 |
(杉崎)理由はAIの導入は犯罪や事故を予防、抑止できるだけでなく、高齢者の見守りも可能となるため、健康面に置いてもメリットがあると考えるため。 |
(川角)AIモニターに見守られる社会はこれからの社会にとってプラスに作用するのてはないかと思う。 |
(田村)賛成の立場で今回見守るということだか監視とはまた違うニュアンスをもつから。 |
(渡辺)安全性の向上のため。 |
(秋葉)監視カメラがある現代とそんなに変わらないのではと思うから。 |
(立川)AIモニターについて、プライバシーの観点から言うと確かに引っかかるかもしれないが、スーパーの監視カメラのように、街中にAI搭載のカメラを仕込むことで、犯罪率を防ぐことができ、また犯罪しそうな人をチェックすることができ、犯罪を予防することにつながる、 |
(長島)犯罪とかの対策しやすいから |
反対意見 |
(横山) ・莫大なデータが必要なため管理が大変なのと情報漏洩やウイルス攻撃があった際の被害が計り知れないこと。 ・個人的にずっと監視されているのはいい気がしない。 ・1度監視を許すと、それに伴って個人の自由や行動の自由の制限基準が崩れていきそう。 ・AIは絶対じゃないから冤罪があった時どうするのか、誰の責任になるのか、そんなに信じていいのか問題。 ・国営なのか民営なのか分からないが、国営にするとそこに回すお金で我々の税金が増えたり他の政策や保証が疎かになる。民営だとその会社に権力が集中する他、警察官の存在意義が薄くなってきてしまう。 |
(中原)AIには、データに含まれるバイアスの反映による差別的な取り扱いの可能性、AIの判断の根拠・過程が人には分かりづらい「AIのブラックボックス問題」がある。顔認証技術における、1つのデータに対して複数のデータを照合する「識別」は、本人の合意・認識がないまま行われることが多いため、プライバシー・個人情報のコントロール権を侵害する恐れがある。 |
(伊藤) •AI顔認証技術の発展により、市民のプライバシー権の侵害の恐れがあるから。 •AI技術はこれからどのような発展を遂げていくのかが良い意味でも悪い意味でも未知数であるから。 |
(大橋)AIモニターに「見守られている」と言うことはAIモニターに「見張られている」と言うことと同義であり、一人一人が持つプライバシーを侵害する可能性がある。 |
(本吉)蓄積されたデータは無断での情報収集や、その情報を第三者に提供するなど個人のプライバシー侵害となる行為が容易になるから。 |
(半澤)理由 AIに管理されると誰がどこにいるかわかってしまい、プライバシーの侵害になるから。 |
(関口)なぜなら、誤検出や検出漏れの恐れがあり、人間がAIモニターを信用しすぎて誤ったデータを正しいと思い込んでしまうことが発生する可能性があるため。 |
(石川)AIでの見守られてると今の中国みたいに監視社会になってしまい自由がなくなってしまう。 |
(宮倉)討論会の意見は完全に制御出来ている訳では無いAIを社会システムに組み込むことは様々な問題がある。 |
(田中)一部プライバシー権の侵害にあたると考えられるため。 |
(宮内)人権侵害とか問題が出てくると思うため。 |